マットレスについて
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2019.11.13
①ボンネルコイル
らせん状のバネが連結されており、面で体を支えるスタンダードなスプリングです。
しっかりとした弾力があり、床に引いた布団で寝ている感覚に近い寝心地と言われています。
構造が単純で耐久性が高いので安価な商品に採用されることが多く、粗悪品だとギシギシという軋む音が出ます。
②ポケットコイル
それぞれ独立したコイルが点で身体を支えるので、ふんわりと包み込むような寝心地が特徴です。
独立しているので身体のラインにフィットするだけでなく、振動が伝わりづらいので二人以上で眠る際にもオススメです。
一方で耐久性はボンネルコイルには劣り、金額も高価になります。
③ノンコイル
金属スプリングを使っていないマットレスの総称で、代表的なものは、低反発ウレタン、高反発ウレタン、ラテックス、ウォーターベッドなどがあります。
寝心地に関しては素材により全く異なるので一概に語ることはできませんが、共通して言えるのはコイルが無いために軋む音などがありません。
また、ノンコイルマットレスの多くがコイルマットレスに比べて軽く、畳んで持ち運ぶことができるというメリットがあります。
一方で密度の高い材質が使われているために、通気性は劣ると言われています。
マットレスのコイルは線材の材質や太さ、巻き方で感触が異なり、密度や配置、金属部を包む材質によって同じコイルの方式でも寝心地は全く異なります。
ノンコイルのマットレスに関しても、ウレタン一つとっても低反発、高反発と分かれており、さらに材質の配合率などによっても感触が異なります。
上記の分類はあくまで目安であり、各商品の詳細をよくお読みいただいた上でお選びください。
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